2009年10月19日

街中の古い映画館

昨日行ってきた島田みのる座。渋い、瓦屋根の映画館。
建設されて既に94年、もうじき100年だ。

主催者の説明には、道は地元の方に聞いてください、とあった。
確かに昨日、商店街のショックチで、おにぎりやさんがあって、
ここもメニューがおでんとおにぎり、というカッコイイお店だったけど、
そこでicon26「みのる座ってどう行ったらいいですか?」と聞いたら、
お店のおばちゃんが、よどみなく丁寧に教えてくれた。face02

商店街からすこし路地を入ったところにあるみのる座。
またステキだったのは、その待合。face01
路地に並べたトロ箱に、おざぶを載せてある。















講演会開始前には、主催ロマンずの方々が一段落したのか、一服。
肩肘張らず、楽しげな企画運営側に、参加していて気持ちがよい。face01

内装はこんなかんじ。
暗くてよく見えない、といった風情がまたレトロ。

壁にかかっている温度計には「稲取温泉」、もらいものなのかな。
チケット売り場はモザイクタイル。古いタバコ屋さんもそうだった。

トイレも、客席の椅子も、確かに古いけど、
きちんと手入れして、心地よくレトロ。
心こめたお手入れが良く分かる。
どれだけ皆に使われてきたかも、大切にされてきたか、も。

はじめての私に「久しぶりに来て懐かしい」感覚はないけど、
なんか、落ち着く。



静岡市の映画館がつぎつぎ無くなる。
今度は新静岡センター跡地にシネマコンプレックスができるという。
それも、七間町に残っている映画館のひとつが移転とか。
七間町は、もう映画街ではなくなってしまう。
あの界隈の、あの感じ。
なくなるのは寂しいなあ、、、、icon11と思うのは、私だけではないはず。
ちょうど、ふっとラジオicon13でいっていた。
その古い映画館の上にある、使っていないプラネタリウムを利用したイベントをやるそうな。
なんだろう、、、、きになる。調べてみよう、っと。
  


Posted by かすがの at 14:36Comments(4)日々できごと