2009年12月24日
戦後の縁側の風情

当時の建物は、構造的には非常に華奢で、今の求められる強度はありません。
が、年数経てもなお古びた良さが落ち着きを醸し出している「木の家」です。
南側には、広い縁側が。

丸桁を一本で通し、玻璃戸(はりど)を多くとっている、典型的な縁側。
屋根勾配に流れる化粧垂木は桜。
細やかな納まりに、当時の大工作業を思います。
このおうちにあった耐震補強。
当時の職人のキモチをイメージして考えます。

Posted by かすがの at 17:34│Comments(0)
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