2009年11月20日

応急危険度判定士の仕事


実はワタシ、応急危険度判定士に1995年になっているんですけど、久しぶりに更新講習会にいって、改めて知ったのでした。応急危険度判定士は、地震があった直後に建物の【外観】、【周辺環境】に危険が無いかを判断する、ということ。

へっ?face08と、思われるかもしれませんが。
建物の外回りが平気だったら、『調査済』という【緑の張り紙】を貼る、ということです。
例え、家の中の柱が傾いたり、建具がひしゃげたり、家の中がぐちゃぐちゃになったり、というお宅でも。
一方、赤紙『危険』を貼れば、家人すら中に入らないように、ということに。

阪神大震災の直後、現地に行ったときのこと、
家の引き出しから大切なものを出したいのに、『赤紙』(危険)が貼ってあるからって入れない、なんとかしてくれ、と訴えていたおばあちゃんを思い出します。
また、この張り紙の色のせいで補助金の扱いがゼンゼン違う、うちは緑だったからこんなに中がガタガタなのに、あいつのうちよりゼンゼン金がでねぇんだ、と怒っていた親父さんもいました。

応急危険度判定は、震災の直後になるべく沢山の被災状況を調べるのが目的なんでしょうが、その数分の判定でその家の、その家族の、今後が大きく影響されるということ。改めて判定の難しさや重大さを感じながら、講義をききました。



タグ :耐震

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Posted by かすがの at 17:22│Comments(0)日々のお仕事
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